NPO法人農都会議農都バイオマスアカデミーを開催します

バイオマス熱利用のポテンシャルは膨大ですが、現場では問題事例が続出し、市場の信頼は大きく揺らいでいます。

こうしたことを背景に、木質バイオマス熱利用普及のための補助事業だった環境省の 「補再生可能エネルギー電気・熱自立的普及促進事業」が、今年度、継続事業なしに終了するという事態にまで発展し、バイオマス熱利用は設備導入、調査事業ともに、事実上ストップするという危機的状況に陥りました。

補助事業は来年度より復活する見込みですが、今後導入する事例はすべて優良事例とすべく、補助要件には技術的な基準が設けられ、より実践的になる可能性が高まっています。つまり、いままでの危機的状況を抜本的に改革し、バイオマス熱利用本来のポテンシャルを最大限引き出す、絶好の機会が来ているとも言えます。

そこで今年度のNPO法人農都会議農都バイオマスアカデミーでは、来年度からの新たな補助制度を利用して、バイオマス熱利用の抜本的な普及拡大をはかるための技術的なポイントに焦点を当てます。補助制度が大きく変わろうとしているおり、地域エネルギーやバイオマス熱利用の補助制度のポイント等についても、省庁のご担当者よりご講演いただく予定です。

杉浦さんからの連絡では、環境省からは連絡がまだ無いとのこと、ピンチヒッターが必要かも知れません。

今後の木質バイオマスエネルギー利用の導入に際して非常に貴重な情報を得られる絶好の機会ですので、皆様奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。

   記

テーマ:「プロジェクトマネジメントの実際と導入事例分析」

日 時:2020年11月16日(月)17:45~20:45 

場 所:港区神明いきいきプラザ会議室 JR浜松町駅北口より徒歩5分)

料 金:1万円

【第1部 講 演】

「地域における木質バイオマス熱利用の課題と普及促進事業の紹介」等をテーマに、地域エネルギーやバイオマス熱利用の補助制度のポイント等を省庁の担当者にご講演いただく予定です。

【第2部 講 義】

木質バイオマス熱利用は小さいながらもプラントであり、計画立案から設計、施工、引き渡し、メンテナンス体制に至るまで、現場に合わせて最適化することなしには、稼働しません。いままでの失敗事例の多くは、単に化石ボイラーをバイオマスに置き換えただけで対応してきたことに起因します。

バイオマスボイラー導入に際しては、専門家がプロジェクト遂行まで責任をもって管理することが不可欠であり、第1回では、その基本となるプロジェクトマネジメントを取り上げます。

また、それにもとづいて実際に導入されたプラントがどのように稼働し、その事業性はどうなのか、どのような不具合が発生し、どのように対応してきたのか、そのためのメーカーの責任、現場でどこまで対応するのか、などの詳細について、通常ではメーカーが公開しないような具体的なデータに基づいて、詳細に分析します。

【第3部 ディスカッション】

具体的な不具合事例を事務局から提案します。これについて、当初からかかわっていたと想定して、プロジェクトマネジメントをどう進めていったら良いのか、グループ討議を予定しています。

1.富山県・南砺市

2.岩手県・焼走りの湯